阪神大震災から19年。
子育て広場でも防災(地震)についての話し合いの場があったので、考えてみます。
(防災の日に投稿した記事でも書きましたが)
地震が起きたとき、まずしなくちゃいけないこと
身(命)を守ること。
クッションなどで頭を守って、机の下にもぐるのが最善だとか(子供の頭を自分のお腹につけて抱え込む体勢がある)。
身は守れるけど、何かが倒れてきて下敷きになるかもしれない。
- 倒れてくるものをなくすためには、家具の固定をする、戸棚の開閉ストッパーをつける
- ガラスには飛散防止フィルムを貼る
など
窓や家具などから2m範囲は危険なので、家の中でココという安全な場所を作っておく
玄関や窓を開けて、逃げ道の確保、調理中はコンロの消火も忘れずに。
地震だ! と慌てて外に出るのは危険だとか。
家の中だけでなく、家の外にも安全な場所を見つけておくことがいいのかもしれません。
部屋の中になるべく物を置かない、とも言われますが、私には難しい。。。
揺れが収まったら
状況の確認。
- 家の内外にガラスなど危険なものが飛散していないか
- 道路の状態はどうか
- 避難所への避難は必要か
など。
家の中が不安で、道路の状態が良ければ、近くの公園などを第1次避難場所(市が指定している避難所ではなく)として移動してみるのもいいかもしれない。
公園は、周りに木以外に高いものがないので、比較的安全だとか。
家を空けるときは、ガスの元栓や水道の蛇口を閉め、電気のブレーカーを落とすのを忘れずに。
道路の状態も良かったので、敷地の広いお店の駐車場まで避難していました。
家の中は散乱するものもなく、水道もガスも被害は何もありませんでした。
備蓄について
防災と言うと、食材の備蓄も気になる所。
最低でも3日分、南海トラフの場合、1週間分の備蓄が望ましいとか。
どのくらいあればいいのか、悩むところ。
アルファ米や乾パンなどこれぞ防災食品と言うものもいいけれど、普段食べ慣れているものの方がいいらしく、缶詰やパスタなど、多めに買っておいて、使ったら補充と言う形の方が、気楽に準備しておけるとか。
子どもなんか子供なんかは、特に好みが強いから、好きなものがあった方がいいかも。
好きそうなビスコや一口ビスケット(クッキー)の缶詰もありますよね。
水は1人1日3リットルと言われているけれど、場所をとるよね、と話していました。
防災用品
他にも、懐中電灯、軍手やマスクなど防災用品として言われているものの準備も悩みます。
悩んで多ければ何かの役に立つだろうとあれもこれもと準備すると、ものすごい量になりそうで。。。
すぐに持って出れるもの、改めて避難する時に持ち出すもの、と2つ用意しておくといいらしい。
置き場所は、玄関先が理想だけど、これまたなかなか…。
離れた家族との連絡手段は、『災害伝言ダイヤル171』の利用がベストみたい
伝言ダイヤルは固定電話の番号しか登録できないから、各携帯会社の災害用伝言板を利用した方がいいのかな。
アプリもあるみたいです。
今は、自分から情報発信出来るから、SNS(Facebookやmixi、Twitter、LINEなど)に書き込むと言う人もいました。
いずれの災害伝言ダイヤル、災害伝言板、災害用音声サービスは、、日本国内で震度6弱以上の地震、台風や集中豪雨などによる大規模な風水害発生時に開設されることが多いので、普段は使えず、21日17時まで試用期間なので、一度使ってみてねと言われました。
体験した身から言うと、伝言ダイヤルも、もう少し簡潔に登録、再生出来ればいいのにな、と思いました。
NTTの伝言掲示板以外の各携帯会社の伝言板、音声サービスは情報の共有化がされているそうです。
伝言ダイヤルが使えなかった場合、地震が起きたら、ここにいるからなどとのことも家族間で話し合いをしておくことが大事かも。
家を出て避難する場合、玄関先に行き先を貼っておくとわかりやすいイメージがありますが、盗難などの被害に遭う危険も伴うとか。
また、ご主人の勤務先が遠方の場合、不安で『すぐ帰ってきて!』と言うのは、返って危険みたい。
駅に人が集中して、余計混雑に巻き込まれたりするからかな。
こっちはこうしているから、自分のことは自分で何とかしてね、と言うのが理想。
関連リンク
まとめ
一番大事なのは子どもの命を守ること。
普段から、身の回りで安全な場所はどこかを気にしておいて、いざというときはその場所に避難するようにしましょう。
今は不安で悩まれていると思いますが、そのときになれば悩む余地もなく、とっさに動けるものです。
と、Eテレ『すくすく子育て』の防災特集の時に先生が言っていました。
参考サイト
- 『地震災害に備えよう(地震に対する心構え、備えについて)』松戸市HP 防災・防犯>地震災害に備えよう
- 「東京防災」の閲覧
- 『地震に備えて子育て世帯で準備しておきたいモノ、コト』ちばコープ(コープみらい)
- 『人と防災未来センター』 ダウンロード『減災グッズを備えよう!』PDF
- 『携帯用地震防災手帳』独立行政法人 産業技術総合研究所 国松工学博士の資料
あとがき
他の子育てママさんでどんなことをしているのかな、と検索してみて、静岡県沼津市の子育てサークルさんのイベントが見つかりました。
どんな話が聞けるのか、気になります。
- 『ママのための防災講座 with tasuki』
- チーム100 活動記録
松戸市でもパートナー講座(出前)として防災関係が2件あるけれど、利用している人はいるのだろうか。。。
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